色濃く残る階級意識。

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イタリアへ来た当初は、こちらの若い知人がアメリカ人のモデルとお忍びで会うために持っていたミラノのアパートに2ヶ月ほど住み、イタリアに少し慣れたところでコモの小さなホテルに移ってアパート探しを始めた。
初めはアパートを買うつもりでコモでは大手の不動産屋へ行ったが、朝と晩とで条件を変えてくるので怖くなって買うのをやめて、他の不動産屋で賃貸を探すことにした。これが正解で、あとから分かったことだが、日本人ということで足元を見られ、相場よりも5割も高い値段を吹っかけられていた。 (さらに…)

イタリアは、戦争をしていない。

Mussolini

僕が住んでいるコモからスイス側の国境の町キアッソーまでは5キロ、電車ならひと駅、コモの市バスも利用することができる。そんなに近くても外国のスイスにはコモでは売っていないものがあったりするから、たまにはキアッソーに買い物に行く。イタリアと国境で接している国はスイスのほかにフランス、オーストリア、スロヴェニアがあるが、この3国は (さらに…)

シニョーラと呼ばれたい…。

男性の敬称がシニョーレ、既婚女性の敬称がシニョーラ、未婚女性の敬称がシニョリーナであることは大概の人が知っている。シニョリーナと聞くと若い女性を想定するが、80歳でも未婚ならばシニョリーナである。また、耳で聞くと同じシニョーレでも頭文字を大文字にしてSignoreと書くと神様という意味になり、神父が神に祈るときにはこのシニョーレだが、手紙などでは相手に対してやはり大文字を使うから、その場の判断ということになる。
名前などの前につけた場合は日本語の「さん」にあたるが、 (さらに…)